石川遼(26=CASIO)は1打及ばず、国内ツアー3試合連続で予選落ちした。

 4バーディー、4ボギーの72で回り、通算1オーバーの65位。通算イーブンパーならギリギリで予選突破できていたため、わずか1打に泣いた。

 米ツアー出場権を逃すなど、不振から抜け出せない。ホールアウト後は、家族が帰宅の準備をしていても、いつまでも居残りで練習を繰り返す姿があった。

 石川遼は「結果をひとくくりにすると、予選落ちですけれど、自分の中では手応えをつかむことが大事。今までは練習ですらできなかったことが、練習場ではできるようになってきている。ドライバーがかなり悪い部分はあったけれど、今日はスイングがブレる感じはなかった」と語った。

 さらに「周りから見たら全然、進歩していないように見えるかも知れない。でも自分の中ではほんの少し(不安が)なくなってきている」と続けた。

 今後も国内ツアーに出場しながら、完全復活を目指す。