6アンダーの首位で出た畑岡奈紗(18=森ビル)は1イーグル、3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算7アンダーの15位に後退した。

 前半1番のボギー発進で出遅れ、16番パー3では第1打を林に入れ、打ち直しでダブルボギーをたたいた。しかし続く17番パー5では2オンに成功し、ピン左上5メートルのイーグルパットを沈める意地もみせた。

 「全体的にうまくいかなかった。チャンスらしいチャンスもなかった」と振り返る畑岡は、首位のフォン・シャンシャン(28=中国)と8打差で最終日に臨む。優勝すれば2年の米シードが確保できるが、厳しい状況となった。それでも「1つでも上の順位であがれるように」と貪欲さをみせていた。