今季3勝目で賞金ランクトップに浮上したC・キム(27=米国)だが、優勝会見では「賞金王になる可能性は30%以下」と謙遜した。2位に池田勇太、3位に宮里優作らが迫っており、C・キムは「残り4試合、上位の選手はとてもうまい。それに(他選手は)コースを熟知している。自分は不利だと思う。もし、あと一つ勝てたとしても、賞金王は難しい」と真剣な顔で話した。

 韓国生まれのハワイ育ち。英語の優勝スピーチでは「次に優勝した時は必ず日本語でスピーチします」と話したものの、会見では「日本語の理解度は0・5%くらい。単語は覚えているが、センテンスにして話すことはできない。(日本語スピーチは)いつになるか分からないね」と笑った。

 沖縄を訪れるのは初めてだが「暖かく、風が強いのはハワイに似ている。それにステーキがおいしい。あんなにおいしいステーキはアメリカにもない。毎晩、ステーキハウスに通った」と明かした。