アジアツアーの今季最終戦は雷雲接近のため2時間近い中断があり、日没サスペンデッドとなった。

 賞金王の宮里優作は2ホールを残してスコアを4つ伸ばし、通算9アンダーで暫定6位。同組で暫定首位の世界ランク6位ジャスティン・ローズ(英国)とはスタート時の5打差をキープしている。

 17番パー4の第2打を打ったところで終了。第2ラウンドの残りは翌日の午前6時15分(日本時間16日午前8時15分)スタートということもあり「最後、やりたかったですけどね」と悔しがりつつ「ずっと今日は攻めあぐねてたんだけど(中断から再開後)上がりの方では風もやんでくれて、何とかね。良くなってきましたね」。状態には手応えものぞかせていた。

 世界ランク56位のキラデク・アフィバーンラト(タイ)が64をマークし、通算12アンダー。ホールアウトした選手の中では最上位につけた。

 日本勢は高橋賢が通算3アンダーの暫定34位、秋吉翔太が同1アンダーの暫定65位、竹安俊也が同イーブンパーの暫定76位、中西直人が同1オーバーの暫定87位でそれぞれ終了。

 アジアツアーで賞金ランク10位につける片岡大育は2ホールを残して通算2アンダーの暫定51位。大半の選手がプレーを終え、カットラインは通算1アンダーとなっている。

 川村昌弘、世界ランク51位ブラント・スネデカー(米国)は棄権した。