アジアツアーの今季最終戦は第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われたが、雷雲接近と降雨のため2度の中断をはさみ、連日のサスペンデッドとなった。

 第2ラウンド2ホールを残していた賞金王の宮里優作は、首位の世界ランク(WR)6位ジャスティン・ローズ(英国)と3打差5位の好位置につけて予選ラウンドを通過。引き続いて行われた第3ラウンドは8番まででスコアを1つ伸ばし、通算11アンダーで首位ローズとは5打差の暫定6位。「こればっかりは仕方ないですね。やりたかったですけどね。また明日、切り替えてやるしかないですね」と話した。

 WR58位の宮里同様、年末時点のWR50位入りによるマスターズ出場がかかるWR56位キラデク・アフィバーンラト(タイ)は8番を終えて通算13アンダーの暫定2位。

 日本勢は高橋賢が3ホールを残して通算5アンダーの暫定33位、片岡大育が11番までプレーして同2アンダーの暫定52位、秋吉翔太はハーフを終えて同1オーバーの暫定73位となっている。

 竹安俊也は通算イーブンパーの76位、中西直人が同1オーバーの86位で予選落ち。川村昌弘は棄権した。

 17日の午前6時15分(日本時間午前8時15分)から第3ラウンドの残りを再開、同7時30分(日本時間午前9時30分)から組み替えなしで最終ラウンドのスタートを予定している。