昨季賞金ランク41位で福岡出身の若手美人プロゴルファー、三ケ島かな(21=ランテック)が29日、北九州空港を拠点とする航空会社のスターフライヤーとスポンサー契約を結んだ。

 この日は同空港で撮影用にキャビンアテンダント(CA)の制服を着用。「テンションが上がります」と感激の様子だった。今後は遠征の航空券提供といった支援を受ける。以下は記者会見の一門一答。

 -今年の目標は

 三ケ島 賞金シードはノルマ。そして正会員じゃなくて単年登録扱いなので1勝して正会員になりたい。賞金シードを獲得しても正会員にはなれますが、やっぱり1勝して格好良く決めたい。

 -開幕から優勝を狙う

 三ケ島 開幕はそこまでないが(昨年2位の)アース・モンダミンカップでリベンジしたい。コースの相性もいいので。

 -初優勝へ取り組んでいることは

 三ケ島 トレーニングの量を増やしました。

 -去年夏場はきつかったからか

 三ケ島 きつく感じたことはなかったが、体がきつかったみたいで棄権もした。それをきっかけに体力が足りないと気づいて、オフは食事とか栄養とか考えるようになりました。

 -体力をつけたいということだが技術面は

 三ケ島 去年はフェアウエーキープ率が5位で安定していたが、その後につなげられなかった。パーオン率が良くなかったので、今はすごくアイアンの練習を徹底しています。

 -宮崎での打ち込みはいつから

 三ケ島 初めて2月10日の前ぐらいから1週間行きます。芝の上で暖かい所で打ちたい。

 -お父さんは今年もキャディーをやるのか

 三ケ島 そうです。一緒に優勝カップを持ちたいです。

 -プロ野球DeNAの選手と合同トレもした

 三ケ島 1月8日から5日間しました。三浦大輔さん(元DeNA投手)たちとトレーニングと野球、バスケットボール、サッカーをやったりしました。

 -昨年のDeNAの頑張り(日本シリーズ進出)も励みでは

 三ケ島 今までどういう環境でやってきたかとか聞けて刺激になった。私もやらなくちゃいけない。

 -昨季の転機は

 三ケ島 サントリーレディースの練習ラウンドで、宮里藍さんと一緒にさせていただいたのがきっかけでいい流れになりました。ニチレイレディースでちょっとつかんだ感じでのアース・モンダミンカップだったので自信になりました。

 -宮里藍さんとの話の中身は

 三ケ島 パターですごく悩んでいて、藍さんにどんなことを意識しているか聞いてからガラリと変わりました。「イメージができたらすぐ打ちな」と言われて。パターを握るのも怖かったんですが、怖い気持ちを払拭(ふっしょく)できたのが大きい。

 -活躍しスターフライヤーのロゴを広めたいということだが

 三ケ島 まさか地元の航空会社さんが(スポンサーに)ついてくれると思わなかった。活躍したらロゴがどんどん写ると思うので、全国区に広めていけたらと思う。