アーノルド・パーマー以来となる大会史上2人目の3連覇を狙った世界ランク(WR)5位の松山英樹は前日に痛めた左手親指の影響でスタート前に棄権となった。

 松山と同組だったWR7位リッキー・ファウラー(米国)が7バーディー、2ボギーの66をマークし、通算10アンダーの132でブライソン・デシャンボー(米国)と並ぶ首位に浮上。ファウラーは16年大会のプレーオフで松山に敗れた雪辱を期す。

 1打差の3位にダニエル・バーガーとチェズ・リービー(ともに米国)が続いた。

 通算7アンダーの8位グループにはWR2位ジョン・ラーム(スペイン)、昨季米ツアー新人王のザンダー・シャウフェレ(米国)といった新鋭に加え、今大会3度の優勝を誇るフィル・ミケルソン、50歳のスティーブ・ストリッカー(ともに米国)らベテラン勢も名を連ねた。

 WR4位ジャスティン・トーマス(米国)は通算6アンダーの19位。

 WR3位ジョーダン・スピース(米国)は通算イーブンパーの72位で1打及ばず予選落ち。昨年大会で松山とプレーオフを戦ったウェブ・シンプソン(米国)も通算1オーバーの86位で決勝ラウンドに進めなかった。