日没のため12人が第1ラウンドを終えられず、サスペンデッドとなった。

 3週前のファーマーズ・インシュアランス・オープンで1年ぶりにツアー復帰し、復帰2戦目となるタイガー・ウッズ(米国)は5バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの72で回り、1オーバーで暫定63位となった。

 92年に16歳で初めてツアー出場した思い出深い一戦ながら、過去11度の挑戦で勝ったことがない大会。10番で2・5メートルを沈めてバーディー発進も、続くパー5の11番でダブルボギーをたたいた。パーオン率は38・89%と低迷。ショットに苦しみ、出入りの激しい内容となる中、パットでカバーして懸命にスコアメーク。折り返しの1番パー5は2オン2パットのバーディーとし、グリーンを外した3番はあと少しでチップインという寄せからパーを拾った。ボギー直後の8番では第2打をピンそば1・2メートルにつけてバウスバック。ティーショットを大きく右に曲げた最終9番も隣接ホールのフェアウエーバンカーからパーセーブして締めた。

 パトリック・カントレーとトニー・フィナウ(ともに米国)が5アンダーで暫定首位に並び、1打差でトム・ホージュ、ドミニク・ボゼリ、サム・サンダース(いずれも米国)が続いた。

 今大会2勝のバッバ・ワトソン(米国)は3アンダーの同6位。ウッズと同組で回った世界ランク4位のジャスティン・トーマス(米国)は、アーニー・エルス(南アフリカ)らと並ぶ2アンダーの同17位につけた。

 フィル・ミケルソン(米国)は1アンダーの暫定21位。ロリー・マキロイ(英国)とジョーダン・スピース(米国)はイーブンパーの同36位だった。

 大会連覇がかかる世界ランク1位ダスティン・ジョンソン(米国)は3オーバーの同107位とまさかの出遅れとなった。