6打差5位から出た畑岡奈紗(19=森ビル)は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算4アンダーの284で16位だった。

 ティーショットの制御に苦しんだ。パー5の2番で林に突っ込み、アンプレアブルとなってボギー先行。8番で7メートルを沈めるバーディーを奪ったが、折り返しの10番で再びティーショットを林に入れてアンプレアブル。4オン2パットのダブルボギーをたたいた。「ティーショットがどうしても…。ちょっとしたタイミングだと思いますけど、うまくいかなかったです」と悔しさをにじませた。

 15、16番の連続バーディーなど終盤に意地を見せ「残り4ホールはすごくいいプレーができた。1回、日本に戻って(調整して)リセットしてから米ツアーに戻ってきたいと思います」と手応えも得た。3月の日本ツアー開幕戦、ダイキン・オーキッド・レディース(沖縄)に出場後、米本土での戦いが始まる。「日本でいい感覚をつかんで、次のアリゾナ(3月15日開幕のファウンダーズ・カップ)に入れればいいかなと思います」。米ツアー初優勝を目指すシーズンへ気合を入れ直していた。