杉原大河(徳島・生光学園高3年)が1アンダー71の2位で西日本決勝大会(3月31日~4月1日、兵庫・大宝塚GC)に進んだ。

 昨年からIMGA世界ジュニアのカテゴリーが変更となり、15-17歳から15-18歳と1つ年齢枠が広がった。今年から日本代表選抜大会も同じカテゴリーとし、世界ジュニア最終日に18歳であれば新大学1年生の参加も可能になった。杉原は4月からは東北福祉大へ進学するが、チャンスを得た。

 2014年に13-14歳の部を制した杉原は「世界ジュニアは自分にとって大きな大会」と、15-17歳でも優勝を目指した。しかし、昨年は西日本、東日本決勝大会両方に出場しながら、ともに3位(2位までが代表)と涙をのんだ。年齢カテゴリーが広がったため「代表を逃した時点から今年の世界ジュニアを目標に練習してきた」という。

 昨年はレギュラーツアー3試合にも出場し、関西オープンでは第2日8位と優勝争いをする(最終21位)などレベルアップしたのも、世界ジュニアという目標があるから「頑張れた」という。この日は「いいショットと悪いショットの差がはっきりあった」と振り返ったが、大学生での「世界ジュニア制覇」の夢にまず1歩進んだ。