2年連続出場の池田勇太(32=フリー)は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算イーブンパーの284で46位だった。

 前半で1つ伸ばし、折り返しの1、2番で連続バーディー。さらなるチャージを狙った終盤6、8番でボギーをたたいた。最終9番はバーディーで締めたが「大事な後半でボギーを2つ打ってしまったのが、一番悔いの残る終わり方」と言った。

 決勝ラウンド2日間はいずれもアンダーパーをマーク。「(予選ラウンドで)しっかりしたゴルフができなかったのが、こういう結果になっている。(決勝ラウンドで)2日間の借りは返したけど、今後のことを考えるとまだまだ納得のいかないゴルフだったと思う」と戒めた。

 試合後に更新された世界ランクは1つ下がって49位。50位以内をキープしたことで15日開幕の米ツアー、アーノルド・パーマー招待(フロリダ州)の切符を得た。米国にとどまって備える次の試合へ「しっかり戦いたい」と力を込めた。