松山英樹と同組で回ったタイガー・ウッズ(米国)は、過去8勝の今大会には13年以来の出場だった。スタートの10番ティーで「ウェルカム・バック(お帰りなさい)」と紹介されるとファンから大きな声援が送られた。

 序盤からパットがさえた。12番で3メートル弱、13番はカラーから5メートルを沈めるなど前半は三つ伸ばした。後半は3番(パー4)でティーショットを右にOBとしダブルボギーとしたが、ミスはそのホールだけ。終盤の7番で20メートルのバーディーパットを沈めると大歓声がコースに響いた。

 前週は最後まで優勝争いを演じて2位。「あの結果は大きい。ようやく自信がスコアにつながってきた」と手応え十分。「あと3日、いいプレーを続け、ここで勝ってマスターズへ向かいたい」と意気込んだ。