池田勇太(32=フリー)はマット・クーチャー(39=米国)に1ダウンで敗れ、通算1勝1敗となった。

 4番までで3ダウンを喫しながら、粘りは見せた。寄せに失敗した14番ではグリーンの外から8メートルをパターで流し込むなど、長い距離を次々に沈めて実力者に食らいついた。一方で完璧な第2打から1・5メートルにつけた15番のバーディートライを外すなど、ショートパットでミスが散見。「もったいなかった」と悔やんだ。

 1次リーグ第3戦でザック・ジョンソン(42=米国)に勝てば決勝トーナメント進出の可能性は残っており「勝つしかない。勝って、結果はどうなるか分からないけど、とにかく勝つだけです」と繰り返した。