世界ランク6位の松山英樹(36=LEXUS)は3バーディー、3ボギーの72と伸ばせず、通算イーブンパーの216で首位と14打差の21位に後退した。
4番パー3で手前のバンカーから寄せられずボギー先行。7番で取り返すも、10番では寄せるのが極めて難しい奥に外してボギーをたたいた。「15、16だけですね。(ショットが)良かったのは」と振り返った2連続バーディーで、今大会初めてトータルでアンダーパーとしたが、最終18番で1メートルを外して2日連続のボギーフィニッシュ。「今日、5アンダーか6アンダーを出していれば、面白い位置にいられたんですけど…。残念ですね」。淡々とした口調でメジャー初制覇が限りなく遠のいた現実を受け止めた。
前日に痛みが出た左手親指については「あまり気にしていなかったと思うので、良かったと思います」と説明。前日、体のケアなど全てが終了した頃には、午後11時を回ろうとしていたという。飯田光輝トレーナー(41)の治療のかいもあり、ドライビングディスタンス305・1ヤードはラウンド別で全体4位につけた。
2月に左手親指を痛め、ケガをする前の時点で出場を予定していた2試合を欠場。3月のアーノルド・パーマー招待で1カ月半ぶりに復帰。翌週のデル・マッチプレーと連戦を組み、中1週で乗り込んできた。ケガが調整に影響を与えたか問われると「関係ないです、それは」と強い口調で否定。その上で「いろいろ考えることはありますけど(単に調整が)うまくいかなかったですね」と言った。一切の言い訳をすることなく、ピークを合わせられなかった悔しさをのみ込んだ。

