初出場の小平智(28)は通算イーブンパーで首位と14打差の21位、日本のエース松山と並ぶ位置で最終日を迎える。

 2番でグリーン右手前から32ヤードと距離のあるバンカーショットをピタリと寄せて直前1番のボギーを取り返し「完璧でした」。4番は手前のバンカーからパーを拾い、再び「完璧でした」と胸を張った。ティーショットを林に打ち込んで脱出に2打を要した10番、第2打を池に落とした11番をボギーにとどめ「メチャクチャ大きかった」。2つスコアを落としても、むしろ気持ちは前を向いた。16番パー3では9番アイアンで20センチにつけるスーパーショット。三たび「完璧です」とうなずいた。

 16番を含む終盤の3連続バーディーでトップ10をうかがう位置まで浮上した。来年の出場権がかかる12位以内もちらつくが「トップ10に入りたいというのはありますけど、まだ出していない60台を目指してやるだけです」。スコアメークに集中し、最後まで攻め抜く。【亀山泰宏】