日本プロゴルフ協会(PGA)が主催する国内メジャー、日本プロ選手権の開催費用を確保するため、広告大手の電通と3年契約を結んだ。23日に都内で開催された理事会で報告されたもので、18~20年の3年契約。

 日本プロは今年からメインスポンサーなしでの開催が決まり、既にPGAが独自で複数の企業と交渉を進めていた。倉本昌弘会長(62)は「私たちの営業分は(電通に)お渡ししましたし、今後の営業をお願いしました。3年間はメインスポンサーはなしです」と説明した。

 また5月10~13日に開催される今年の日本プロ(千葉・房総CC房総G)のプロアマ戦は日本ゴルフツアー機構(JGTO)のプロ、シニアツアーのプロが1人ずつ各組入ってアマチュアとラウンドする方式を採用するという。倉本会長は「将来のスポンサーになるかもしれない人たちもいるので、レギュラー(JGTO)のプロがシニアのホスピタリティーを勉強してほしい」と期待を寄せた。