雷雨で進行が遅れてサスペンデッドとなり、60人が第2ラウンドを終えられなかった。

 1打差6位で出た畑岡奈紗(19=森ビル)は5バーディー、ノーボギーと連日の66で回り、通算10アンダーの132でホールアウト。暫定首位の田仁智(韓国)と1打差につけている。

 雨で重くなったグリーンにもしっかりアジャスト。2日連続のノーボギーに「昨日はラッキーもあっての5アンダーだったけど、今日はパターで取れた部分もあった。(内容が)良くなってきてると思う」とうなずいた。前日エースを決めた17番パー3では「今日は距離が短くて(ホールインワン)を少し意識した」。50度のウエッジで放ったティーショットはカップの右上20センチに落ちて転がり、1メートルについた。「落ちたところが2カップぐらい右、もう少しだった」と連日のエース達成を逃して悔しがったが、難なくバーディーとした。

 2ラウンド合計でフェアウエー、グリーンを外したのはともに4ホールだけとショットの安定感が光る。第2ラウンドのプレーを残す選手は多いものの、決勝ラウンドを好位置で迎えられるのは間違いない。「今日は弱くて、ちょっと切れたりがあった。もう少し強気に、浅めに読んで打っていけたらいい」。グリーン上の仕上げを優勝争いの鍵に挙げた。