第3日に、動いている球を打つ前代未聞のルール違反を犯したミケルソンは問題となった13番で1メートルのパーパットを沈めると派手なガッツポーズをつくった。ファンは大きな歓声を送った。

 前日はカップをオーバーして止まらないボールを、先回りして打ち返した故意の違反が非難を浴びた。最終日は69と伸ばして48位。本人は取材には応じず、報道陣に囲まれた夫人が「昨夜は棄権することも考えたが(主催する)米国ゴルフ協会と話して続行した。どんなに素晴らしい人でも間違いはある。学んでくれれば」と話した。