横峯さくらは74で回り、3オーバーで際どく決勝ラウンドへ進んだ。

 予選通過のためには「絶対にバーディーが必要」という最終9番(パー4)で横峯はチップショットをねじ込んだ。グリーン右からの一打がカップに消えると、バッグを担ぐ夫とハイタッチ。「うまく入ってくれた」と頬を緩めた。

 3パットが4度と苦しみ、14ホールを終えて通算5オーバーまで落としたが、諦めなかった。パー5の7番で1つ取り戻し、最終ホールで決勝ラウンドへ滑り込み。32歳のベテランは「決勝はアンダーパーで回りたい」と声を弾ませた。