4アンダーで首位と2打差4位スタートの畑岡奈紗(19=森ビル)は、2バーディー、2ボギーとスコアを伸ばせず、通算4アンダー、138で首位と4打差の16位に後退した。

出だしの1番パー4で、第2打をグリーンの傾斜を利用して1メートル以内に寄せる絶妙のショットでバーディー。6番でもバーディーを奪い、一時は6アンダーで首位と2打差まで迫った。しかし、9番パー5で、第3打がピンフラッグに当たり大きく跳ね返って、そこから3パット。ボギーとすると、後半の12番でもボギーをたたき、イーブンに逆戻り。その後は、バーディーチャンスにパットが入らず、イーブンのままホールアウトした。

畑岡は「9番はいいショットだったんですけど、そこから3パットして少し流れが変わってしまった。後半は、ちょっと迷いながらスイングをしてしまった」と振り返った。決勝ラウンドに向けては「まだ半分残っているので、しっかりと決勝ラウンドで伸ばして、いい位置で最終ラウンドを迎えたい」と前向きに話していた。

首位スタートのマリア・トレス(プエルトリコ)が、4バーディー、2ボギーでスコアを2つ伸ばし、通算8アンダー、134で首位をキープ。エイミー・オルソン(米国)が、7バーディー、1ボギーとして8アンダー。同じく8アンダーのモー・マーティン(米国)李美香(韓国)と4人が首位で並んでいる。

同じく首位スタートだったカルロタ・シガンダ(スペイン)が7アンダーで5位につけている。上原彩子は5オーバー、横峯さくらは8オーバーで予選落ちした。