タイガー・ウッズ(42=米国)が5年ぶりの復活優勝を飾った。

単独首位から出て2バーディー、3ボギーの71とスコアを落としながら通算11アンダーの269で逃げ切った。13年ブリヂストン招待以来となるツアー通算80勝目で、史上最多サム・スニード(米国)の82勝まであと2つと迫った。

「タイガーコール」も起きた18番グリーン。ウイニングパットを沈めると両手を突き上げ、大ギャラリーと喜びを分かち合った。「難しいコンディションの中で、とにかく精いっぱいやった。(復帰した)今年のはじめは、とてもじゃないが、そんなこと(今季中に勝つこと)は無理だと思っていた。ここに来るまで、いろんな努力をしてきた。やっと自分のスイングを見つけ、自信を深めて、今ここにいる。こんな形でシーズンを終えることができるなんて、信じられない。泣きだしそうだよ」と笑顔で語った。