6月のアーカンソー選手権で日本勢最年少の米ツアー初優勝を飾った畑岡奈紗(19=森ビル)が米2勝目を挙げた。

首位と4打差3位で出ると、7バーディー、2ボギーの67でラウンド。首位で出た世界ランク5位ミンジ・リー(オーストラリア)の78という失速とは対照的に確実にスコアを伸ばし、通算14アンダーで逆転優勝を飾った。

「最後まで緊張していましたけれど、勝ててよかったです」と安堵(あんど)感も漂わせながら笑顔をみせた畑岡は「今年、米国で初優勝して、その後も優勝争いしたけれど、なかなか勝つことはできず、このTOTOで勝ちたいというのがあった。ここで結果を出せたのはうれしい」と喜んでいた。

今季の試合出場は米最終戦のCMEツアー選手権(15日開幕、フロリダ)の残り1戦のみ。今年はメジャーの全米女子プロでプレーオフの末に2位。19年1月下旬に開幕する来季に向け「メジャー優勝に近いところまではいけたので、来年も目標はメジャーで勝つことです」と掲げていた。