比嘉真美子(25=TOYO TIRES)が、沖縄県勢では04年宮里藍以来となる大会優勝を飾った。

以下、優勝会見の一問一答。

-優勝の重圧があったか

比嘉 悪い流れがずっと断ち切れず、ダラダラ行ってしまった。本当に辛いというか、しんどかったです。

-優勝の瞬間は涙目になっていた

比嘉 ゴルフを始めてすぐに、この大会のボランティアをして、いつか、こういう格好いいプロゴルファーになりたいと思っていた。この大会で優勝することが夢のひとつだったので、夢が現実になった。現実なのか、夢なのか。さまよっている感情が入り交じっていました。

-どんなボランティアをしていたのか

比嘉 練習場で選手にボールを渡していました。すごく記憶にあるのは不動裕理選手。ずっと賞金女王にいる時期で、こんなにすごい人がいるんだと、子供ながらに覚えています。

-あらためて、優勝した今の思いは

比嘉 プロに入って、まだ短い時間ですけれど、良い年も、悪い年もあった。本当に努力というか、頑張り続けていたから、良いこともあるんだとあらためて感じた瞬間でした。

-日本人の優勝は13年森田理香子以来で、その年に森田は賞金女王になっているが

比嘉 賞金女王はまだ考えていないです。シーズン終盤に入って、成長していたら可能性はあるでしょう。優勝争いをしている中で、今日みたいなゴルフをしていたら、全然通用しない。

-20年東京オリンピック(五輪)への思いは

比嘉 チャンスがあるならば、全力でつかみに行きたい。夢で終わるのではなくて、しっかり自分のものにしたい。本当に今年と、来年の序盤に勝ちまくらないと届かない位置だと思うので、とにかく毎週、優勝争いをして、優勝できるように頑張りたい。

-新垣が2位に入り、沖縄県勢がワン・ツー・フィニッシュしたが

比嘉 とにかく沖縄出身のプロが勝つことが、この大会の雰囲気も良くなると思っていました。その一心で頑張りました。新垣選手が良いプレーをして、2位タイに入って、私より若い選手が頑張っていると、私の気持ちが締まります。

-今週、一番、活躍したクラブは

比嘉 ドライバーです。すごく気持ち良く振れた。いい位置からショットすることが多かったので、そこが良かったと思います。