黄金世代の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、夢の世界メジャー優勝に王手をかけた。首位に3打差2位からスタートし、7バーディー、2ボギーの67。通算14アンダーで2位アシュリー・ブハイ(30=南アフリカ)に2打差をつけた。

◆渋野日向子(しぶの・ひなこ)1998年(平10)11月15日、岡山市で3人姉妹の2番目として生まれる。幼稚園時の夢は仮面ライダーとアリエルになること。8歳でゴルフとソフトボールを始める。小6でソフトボール投げ58メートルで県2位。ゴルフでは、中1から岡山県ジュニア3連覇。18年2度目の挑戦でプロテスト合格。父悟さんは砲丸投げ、円盤投げで国体2位。母伸子さんはやり投げで高校総体出場。165センチ、62キロ。

◆女子ゴルフの黄金世代 98年4月~99年3月生まれの女子ゴルファー。米ツアーで活躍する畑岡奈紗や勝みなみら、アマチュア時代からの実力者がひしめく世代で、今季は国内21試合中7試合で黄金世代が優勝している。勝みなみの2勝、渋野日向子の2勝に河本結、原英莉花、小祝がそれぞれ1勝ずつ挙げている。