ゴルフのAIG全英女子オープンで初出場初優勝した渋野日向子(20=RSK山陽放送)が7日、国内凱旋(がいせん)試合となる北海道meijiカップ(9日開幕、札幌CC島松C)のプロアマ前夜祭に出席した。

77年全米女子プロで日本人初のメジャー優勝した樋口久子(現LPGA顧問)と記念撮影。53歳年上の樋口から「優勝おめでとうございました。(優勝を決めた)最後のバーディーパットは見ていてびっくりしました。42年ぶりに優勝してくださったんですけど、私が生きている間に優勝してくれて良かったなと今は思っています。これからの活躍も期待しています」と言葉をかけられた。

渋野は「周囲の感覚が変わったので、だいぶ実感がわいてきました。成田空港や新千歳空港の歓声がすごかった。優勝した後の試合は大事だと思っているので、予選通過は絶対にして、通過した後は上位にいけるように頑張りたいです」と笑顔で話した。

今大会の優勝者には賞金1620万円とともに、副賞として明治製品10年分が贈呈される。全英女子OPで駄菓子を食べながらプレーする姿が世界に流れた渋野は「最高ですよね。食べきれない分は、おすそ分けしないと」とまた笑った。