AIG全英女子オープンを制した渋野日向子(20=RSK山陽放送)は、首位と6打差6位で最終日に逆転Vを期す。

スタートの1番でバーディーを奪ったものの、前半はパットが絶不調でバーディーチャンス、短い距離のパーパットも外して1バーディー、3ボギーとスコアを2つ落とした。それでも後半の13番では、難しいフックラインを読み切りバーディー。これで波に乗ると、14番で連続バーディー。16番パー3では、第1打をピン10センチにつけ、もう少しでホールインワンのバーディー。さらに最終18番でバーディーを奪い、スコアを2つ伸ばし、9アンダーで第3日を終えた。

「前半パットが入らず、すごいイライラしたけど、後半4つ戻ってこれてほっとしています。13番が入ってくれて気分が変わった」と試合を振り返った。最終日に向けては「パットが入らない中でこの2日間アンダーで回ってこれた。明日は悔いのないように攻めていきたい。賞金ランキングもあるので、この試合で(1位の申ジエと)少しでも詰めていきたい」と話していた。