全英女王の渋野日向子(20=RSK山陽放送)が、課題修正に取り組んだ。

国内ツアー、NOBUTAグループ・マスターズGCレディース(24日開幕、兵庫・マスターズGC)に向け、23日はプロアマ戦に参加。珍しく困惑した表情を浮かべながら「(準備OK)じゃないんですよね~。今日はひどい。ヤバイ。ショットが全部…。特にドライバーがヤバイ」と漏らした。

深刻な様子で「構えの向きから違うんです。思っている以上に左を向いている。久しぶりに変な感じ。(球が)真っすぐに行っても、スイングに違和感があります」と明かした。

賞金ランクは首位申ジエ(韓国)に約608万円差の2位。賞金総額2億円(優勝3600万円)の今大会で7位以上に入れば、申ジエの結果次第では逆転する可能性がある。

シーズンも終盤戦に入り、下を向いている時間はない。次週は台湾開催の米ツアー「スウィンギングスカート台湾選手権」に主催者推薦での出場が決まっており、国内ツアーは欠場する。渋野は気持ちを切りかえて「これから練習をして、頑張って何とかします」と練習場へと急いだ。