国内ツアーで今季プロ初勝利を挙げている河本結(21=リコー)が、来季の米ツアー出場をかけたQTに初挑戦し、第2ラウンド(R)終了時点で14位につけた。

第1日を70で回り19位から出た河本はこの日、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り通算2アンダーの14位に浮上。首位とは6打差だ。

3番パー3でダブルボギーをたたいたが、15番からの4ホールで3つのバーディーを奪って挽回した。

日体大に在籍する河本は昨季の下部ツアーで4勝を挙げて賞金女王になり、レギュラーツアー本格参戦した今季は3月のアクサレディース(宮崎)で初優勝。

現在は世界ランク日本人6番目の62位にいる。渡米前には「どうしても東京五輪に出たい思いが強いです」と明かし、大逆転での出場権獲得へ、米ツアーに挑戦する決意を固めた。

予選会は8日間144ホールで行われ、来季出場権を獲得する目安は45位まで。

2年連続出場の山口すず夏(19)は1イーグル、2バーディー、2ボギーの69で回り、同2アンダーで河本と並び14位につけている。