尾崎将司(72=I.S.T)が16ホール終了時点で、腰痛のため棄権した。この日は秋晴れ、微風の好条件だったが、前半アウトからボギーが先行。16番パー3で池ポチャからトリプルボギーをたたき、プレーを断念した時点でバーディーなし、14オーバーだった。

3週ぶり今季6度目のツアー出場だった尾崎は「クラブがこんなに重いとは思わなかった。体を使って打てないから、手だけで何とかしようとしてしまってね」と残念そう。

「そろそろ選手が連名で『もう出ないで下さい』と言ってきてないか? それが怖いよな」と自虐的に笑った。「あきらめの境地に入りだしている。何と言っても飛距離が出ないのがね。俺は落ちて、若手は伸びて、広がりが大きくなってな」。今後は11月21日開幕のダンロップフェニックス(宮崎)に出場予定だが「そこで終わりにならないようにしないとな」と元気がなかった。