首位から出た鈴木愛(25=セールスフォース)が、4バーディー、ノーボギーでスコアを4つ伸ばし、通算10アンダー、134で単独で首位をキープした。

アイアンの不調をパットでカバーしてノーボギー。「微妙なパーパットが多かったが、ノーボギーだったことが非常に大きい」と笑顔で話した。左手親指と同手首痛から復活して2試合目。徐々に本来の姿を取り戻しつつある女王は、第1日から2日続けて首位をキープし、今季5勝目に王手をかけた。

「私は逆転(優勝)がほとんどない。トップに立った時の方が、勝っているのが多い。いつもはそんなに引き離さないで勝っているので、1回は大差で勝ってみたい。最後はビッグスコアを出して、大差で勝ちしたい」と、優勝へ向けて気合を入れた。