女子ゴルフツアーの大王製紙エリエール女子オープン(21日開幕、愛媛・エリエールGC松山)のプロアマ戦が20日、開催コースで行われ、AIG全英女子オープン優勝で賞金ランク3位の渋野日向子(21=RSK山陽放送)が出場した。

渋野は今大会終了時点で、同ランク1位との差が現在の約2431万円から3000万円以上とならなければ、最終戦LPGAツアー選手権リコーカップで数字上は逆転女王の可能性が残る。しかし、すでに“終戦宣言”済み。そこで次の狙いに浮上したのが、メルセデス・ランキングだ。成績を数値化したもので、そちらは1位申ジエに次ぐ2位だ。「1位ならベンツがもらえるんですか? ごっついベンツ? じゃあ、それ頑張ります」と冗談めかして笑った。

残り2戦のテーマは「自分のゴルフをすること」。具体的にはショートしない強気のパットと、ボギー後にバーディーを奪うバウンスバックの実現。自分らしく攻め抜いて、ベンツを手に入れる。