賞金ランキング1位の今平周吾(27=フリー)が史上5人目の2年連続賞金王へ、首位と3打差7位につけた。2打差8位で出て3バーディー、3ボギーの70で回り、通算3アンダーの137。優勝で逆転賞金王を狙う同2位ショーン・ノリス(南アフリカ)が1打差2位。今平はビッグスコアで追い抜く意気込みを示した。星野陸也が69で回り、通算6アンダーで首位を守った。

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今平が猛チャージでノリスをねじ伏せる姿勢を示した。最終18番で5メートルのパーパットを決め、首位と3打差7位に踏みとどまると「上が伸びていないので優勝を狙える位置かなと。ノリスが勝っちゃうと逆転されるので、自分の力で抑えたい。明日はビッグスコアを出せれば」と力強く宣言。7日は雨予報で最高気温6度の寒さ。スイングに影響が出ないよう長袖部分をカットした発熱保温ウエアを着用し巻き返す構えだ。