日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の年間表彰式「LPGAアワード」が18日、都内のホテルで行われ、渋野日向子(21=RSK山陽放送)がメルセデス最優秀選手賞をはじめ、資生堂賞、輝き賞、ベストコメントと4冠に輝いた。その度にスパンコールをあしらった黒のドレスで登壇し、笑顔を振りまいた。

式典後は報道陣の取材に応じた。普段は衣装については、スタイリストと話し合って決めたといい「普段よりは少しかわいく。ちょっと恥ずかしい」と照れた。続けて「真ん中の方に立つのかなと思って、少し目立つように。宇宙系です。宇宙に羽ばたいていこうかな、ってウソです」と、笑顔で説明した。ネイルや口紅もこの日の朝、好きなピンクで統一した。

この日の高級車ベンツで、今年は賞品として計5台もの車を手にした。「運転するのは好きですけど、両親には『危ないからやめておきな』と言われます」と話した。壇上で司会の徳光和夫氏から「一緒に乗る人は」と、家族以外の異性の同乗者の可能性を問われると「現れてほしい。誰でも、ではないけど、カッコイイ人! (身長は)高い方がいい」と、笑顔で話した。

クリスマスイブの予定については「メリー親知らず!」と、歯科医で親知らずを抜く予定だという。年明けは海外で合宿し、2月から大会に出場予定。「今年は、自分の思っている以上の成績を残せた。来年は高めの目標を設定していきたい。高めの目標は…、考えていませんけど」と、最後まで笑っていた。