世界ランキング6位の畑岡奈紗(21=フリー)が2日間にわたるプレーオフの末敗れ、今季開幕戦で初勝利、ツアー通算4勝目はならなかった。19日(日本時間20日)の最終ラウンドで13アンダーで並んだガビー・ロペス(メキシコ)との7ホールに及ぶプレーオフで最後は競り負けた。


6ホール目

ロペス 第1打は3U。グリーン右手前に乗せる。決めれば優勝のバーディーパットはわずかにショート。落ち着いてパー

畑岡 第1打は4U。グリーンをとらえられず右のフェアウェイ。逆光の中での第2打。難しい距離のアプローチを約1メートルまで寄せパトロンを沸かせる。入念にラインを読みパーパットを沈める


7ホール目

ロペス 第1打はグリーン右奥に乗せる。第2打は長いバーディーパット。6ホール目と同じような距離を見事に沈めバーディー。パトロンからは大歓声

畑岡 第1打はキャリーで右奥に乗せ傾斜で寄せるスーパーショット。カップまで約3・5メートル。先に決められプレッシャーのかかる中、勝負にパットは左に切れ優勝を逃した

畑岡奈紗(AP)
畑岡奈紗(AP)