女子ゴルフの黄金世代の勝みなみ(21=明治安田生命)が3日、テレビ東京の「パナソニックオープン・レディース特別編」に中継で出演し、昨年の同大会での優勝を振り返った。

同番組では、昨年最終日のハイライトを勝らの解説で放送。勝は最終ラウンド、首位の鈴木愛、イ・ミニョンと2打差の7位からスタートすると、雷雨で3時間も中断する中、6バーディー、2ボギーの67で回り、通算12アンダーでホールアウト。首位に並んだ全美貞とのプレーオフでは、1ホール目にバーディーを決めて、19年度の初勝利、ツアー2勝目をつかみとった。年号が変わった令和初の女王ともなった。

勝は「こんなに長くやったことはなかったし、この中で優勝できて自分の成長を感じられた」と振り返った。また、新型コロナウイルス感染拡大によって、今季の国内ツアー開始が見通せない現状に「まだ、いつ始まるか決まっていないが、始まるときに向けて一つずつ準備して、健康管理を大切にしていきたい」と話していた。