国内男子ゴルフで昨年の「~全英への道~ミズノオープン」を制した池田勇太(34)が、職人気質の“秘話”を明かした。

同大会の最終日が開催予定だった31日、大会特別編が日本テレビ系で放送され、池田が電話出演。昨年にマークした大会コースレコード66を「また更新したい、プロの技を出せるように、と思っていました」と今年の中止を残念そうに話した。

解説の立場で出演した先輩プロの佐藤信人が「実は池田選手はものすごく繊細」と言い、クラブヘッドのバランスを整える鉛を常に持ち歩いている“秘話”を明かすと、池田は「よく見てますね~」と苦笑い。「僕は0・2グラムから1グラムまで、0・2グラム刻みで持っています。どの場所にどの量で、といつも考えています」と語り、ツアー通算21勝の職人気質をうかがわせた。