日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長(57)は3日、国内女子ツアー第17戦アース・モンダミンカップ(6月25~28日、千葉・カメリアヒルズCC)を今年の開幕戦として無観客開催することを発表し、午後から、オンライン会見を行った。

今年は37戦中19戦の中止が決まっていたが、緊急事態宣言の解除を受け「プロスポーツ(のプロ野球)が6月19日から無観客で開催できるようになり、環境が整った。何とか開催にこぎつけたい」と心境を語った。中止となった19試合と、開催を決めた今大会との違いについては「これまでも1試合1試合、主催者と開催する方向で協議してきた結果です」と言い、緊急事態宣言の解除という状況が「大きい。プロスポーツをやっていいという国の指針が示された」と説明した。

新型コロナウイルス感染リスクを最小限に抑えるため、無観客開催に加え、メディアの現地取材なども検討中としており、感染対策などを含めた開催マニュアルは現在も調整中で随時アップデートしていくと話した。

大会は予選、決勝ラウンドの全4日間をインターネット中継でカバー。「スポーツの醍醐味(だいごみ)を発信したい」と話した。