134位で出た松山英樹(28=LEXUS)は、3バーディー、2ボギーの70でスコアを1つ伸ばしてホールアウトしたが、通算2オーバーの144で131位に終わり、予選落ちした。予選落ちは昨年9月以来で、今季2度目となった。

10番パー4で、ティーショットが左にそれるなどしてボギー発進した。第1ラウンドの1番に続き、2日続けてスタートホールでスコアを落とした。さらに13番パー4でもボギーをたたき、通算5オーバーで折り返した。

後半に入ると、パー5の2番、パー4の6、9番でバーディーを奪った。約3カ月ぶりの復帰戦で、徐々に調子を上げたが、通算4アンダーまでの予選通過には、6打も及ばなかった。松山は「うまくいかないな、と思いながらやっていた。でも最後まで集中してできた」と、無観客の中での復帰戦を振り返った。今後に向けては「スイングはだいぶ良くなってきたが、まだ信じ切れていない。もう少し自信を持ってできれば。再開初戦としては思ったよりも普通にできた。検査などはこれからも続くので慣れていきたい」と話した。

通算12アンダーまでスコアを伸ばしてホールアウトした、ウェブ・シンプソン(米国)が首位に立った。