国内女子ゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミン・カップは28日、千葉・カメリアヒルズCCで最終ラウンドを予定していたが、悪天候のため、29日に順延された。予備日の最終ラウンド実施は88年ツアー制施行後、日本ゴルフ協会主催の97年日本女子オープン以来2度目、日本女子プロゴルフ協会公認競技では初。

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ツアー初優勝を目指す田中瑞希(21)は、順延を歓迎した。1度発表された午後1時競技開始なら最終組は同3時スタートだった。

18ホールを回るには、4時間30分程度を要する見込みとあって「ホールアウトは厳しいと思っていたら、明日(29日)になったと連絡がきて、よかったなと思いました」とコメントした。

渋野日向子らと同じ98年度生まれの黄金世代。3度目のプロテスト挑戦で合格と出遅れたが、同世代10人目の優勝に王手。2位とは3打差。「緊張はしていませんね。ちょっとだけ練習に行こうかな。あとはゆっくりします」と、落ち着いた様子だった。