松山英樹(28=LEXUS)は、2バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの3オーバー、75で、首位と9打差の80位と出遅れた。

インスタートの2ホール目、11番パー5でバーディー先行。グリーン右からの第3打はカップをかすめ、楽々とバーディーを奪った。だが15番パー5で痛恨のダブルボギー。傾斜のあるラフからの第3打は、打ち上げたボールが木に当たって真下に落ちてくるなど、第5打でようやくグリーンに乗せた。3メートルのボギーパットも入らなかった。強風の中、流れを失うと、18番、1番、2番と3連続ボギーをたたいた。

それでも最終9番パー4で、バーディーを奪った。第2打で池に近いピンを狙って1メートルにつけた。第2ラウンドへ、予選通過へつながる攻めの姿勢を見せた。ホールアウト後は「ショットもパットも、うまくいかなかったかなという感じ」と振り返った。特にショットについては「ミスの幅が大きいというか。なんか、しっくり来ない感じ」と、手応えをつかめないままといった様子。パットについては「思ったより悪くない。ただ、もう少し自信を持って打てれば」と話し、14年に米ツアーで初優勝した大会、会場というゲンの良さも力に変えるつもりだ。第2ラウンドに向けて「しっかり伸ばして終われたら」と、予選通過を見据えていた。

約5カ月ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ(米国)は、4バーディー、3ボギーの1アンダー、71で、18位につけた。トニー・フィナウ(米国)が、6アンダーで単独首位に立った。