5年ぶりメジャー出場となった石川遼(28=CASIO)は、2バーディー、4ボギーの72で回り、2オーバーで90位と出遅れた。

全体的にショットに安定性を欠いた。前半の5番パー4でボギーをたたいたが、続く6番パー4で約13メートルのパットを決めてバーディー。しかし、7番でボギーをたたくと、8番パー3でも第1打をグリーン手前のバンカーに打ち込み連続ボギーと、2オーバーで折り返した。後半最初の10番パー5で第3打をピン手前1メートルにつけバーディー。その後はパーでしのいだが、最終18番パー4でボギーとして2オーバーで終えた。

5カ月ぶりの公式戦に、プレー終了後石川は「めちゃくちゃ緊張しました。ギャラリーはいなかったですけど、緊張感はかなりありますね。やっぱり久しぶりの試合、メジャーというところで前半はバタバタしてしまった。でも、後半は何度か練習しているショットもできたので、明日はもう少し今日よりできれば」と話していた。