女子ゴルフの鈴木愛(26=セールスフォース)が13日、今後のツアー出場について国内に専念することを表明した。

14日から開幕するNEC軽井沢72の練習ラウンドに参加。終了後の囲み会見でシーズン当初は「どうしても出たい」と話していたANAインスピレーション、全米女子オープンについて「今の(新型コロナウイルス感染の)状況はかなり悪い。米国は特にすごくケタ違い。自分が移ってくるのもイヤだし、なるべく日本にいたい。12月の全米もほとんど出ない確率の方が高い」と話した。

同じような理由で20日開幕するAIG女子オープンも回避。国内初戦のアース・モンダミン・カップ終了後も、ほとんど自宅を出ず、練習ラウンドも大会前の5日間の合宿以外は、1回だけという。

今後に向けて「世界ランクも急に下がることはなさそうだし、賞金が低くても世界ランクで(五輪に)出られるように準備をしていきたい」と話した。