女子ゴルフの稲見萌寧(21)が16日未明、AIG全英女子オープン(20日開幕、スコットランド)に向け羽田空港から出発した。

自身初のメジャー。“日本代表”として戦う決意を示すために、力士がプリントされたTシャツを着て飛行機に乗り込んだ。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で欠場を決めた選手も多いが、それでも稲見は「コロナの不安というよりも、プロとして初めての海外の試合なので、楽しみという気持ちの方が上回っています」と笑顔を浮かべた。炊飯器と白米、みそ汁の材料、ふりかけ、せんべいなど日本食を持参。昨夏の渋野に続く初出場での快進撃へ、準備は万全だ。

舞台のロイヤルトゥルーンGCは、初体験のコースになる。

「リンクスは回ったことがないです。ブッシュがすごくて、フェアウエーが固いイメージ。風も強そう。でも、やるしかないです」

まずは予選通過。その先に続く快挙へ。渋野、河本ら黄金世代よりも1つ下の99年度生まれは、冷静に振る舞いつつも、決してチャンスは逃さないという、熱い思いを抱いている。

「4日間しっかりやり切ることが1番の目標。2日目、3日目の順位次第で優勝が目指せる位置なら、優勝を狙いたいです。東京五輪と世界ランクも意識しちゃうんですけど、あまり意識しすぎないように、頑張ってきます」

昨年のセンチュリー21レディースでプロ初優勝を果たし、賞金ランクは13位。伸び盛りの若手が、世界を驚かせる旅に出る。【益子浩一】