男子ゴルフの石川遼(28=CASIO)が21日、新型コロナウイルス感染症のため中止となった長嶋茂雄招待セガサミー・カップの前年優勝者会見を行った。今月6日開幕の全米プロ選手権に出場後帰国。新型コロナウイルス感染症予防のための自主隔離期間中で、来月3日からの国内ツアー開幕戦、フジサンケイ・クラシックへ備えているという。

今年3月から、田中剛コーチに師事し、スイングの改造中。「この5カ月は、コーチの存在のおかげで、自分のゴルフが変わっている実感がある。試合の少ない中で、手応えと自信を獲得していくのは大変だが、今は焦らず、と思ってやっている」と話した。ようやく国内開幕となるフジサンケイ・クラシックへ向け「選手として精いっぱい盛り上がるプレーをしたい」と決意を話した。

同大会出場後は、9月17日開幕の全米オープンへ出場予定。「日程はタイトになるが、時差の調整などを考えれば、早めにニューヨークに入りたい。フジに出場しても十分に間に合う」と話していた。