今季の国内女子ツアー最初のホールインワンが出た。

17番パー3で、西山ゆかり(38)が6番アイアンで放った一打が、そのままカップイン。無観客で歓声はなく、半信半疑のままグリーンへ向かった。「(同組の)吉田優利ちゃんのが(カップ)近くにあって、もう1個がないので『お願いします』と思ってカップをのぞき込んだら入っていて、めちゃくちゃうれしかった」。通算3度目で、ホールインワンの賞金200万円は、大会期間中に複数人が達成すれば均等割となる。

それでも通算7オーバーと、予選通過が厳しいスコアでホールアウト。「ゴルフは良い感じになってきていると思うので、もう一つここを越えていきたいなと思っています」と、ホールインワンを浮上のきっかけにしたい様子だった。