ルーキーの安田祐香(19=NEC)は、14位で出て前半を終了時点では首位に1打差の3位と猛追したが、終盤に崩れて通算5アンダーでホールアウトした。

前半9ホールは5バーディー、ボギーなしの31で回り、通算7アンダーまで伸ばした。その時点で4番を終えて通算8アンダーでラウンドしていた首位の笹生優花と吉本ひかるに迫る勢いだった。11番で6つ目のバーディーを奪ったが、16番パー4で痛恨のダブルボギー。第2打を池に入れた。アマチュアで出場した昨年も、同じく16番で池に入れて優勝から遠ざかっていた。最終18番もボギー。6バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの69だった。ホールアウト後は「池に入れると思わなかったけど、入れた後に『去年と同じことをしているな』と思った。明日(最終ラウンド)は耐えるゴルフをして、優勝争いに加わることができるようにしたい」と、悔しさを押し殺して前を向いた。