女子ゴルフの日米両ツアー共催競技で開催予定だった「TOTOジャパンクラシック」が日本ツアー競技として単独開催されることが15日、発表された。米ツアー競技としては、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止。獲得賞金は日本の賞金ランクに加算されるが、優勝者が米ツアー出場権を獲得することはない。

開催概要は11月6~8日、茨城・太平洋クラブ美野里C、賞金総額1億6000万円(優勝2400万円)で変更はない。

出場選手数も78人のままで、資格は<1>富士通レディース終了時点(10月18日)の賞金ランク上位35人<2>10月12日時点の世界ランク上位42人-。それに加え、<1><2>の重複選手の人数、及び欠場者分は富士通レディース終了時の賞金ランクに従って補充する。

主催のTOTO・清田徳明代表取締役社長は「スポーツを見る楽しさをコロナ禍の世の中にぜひとも届けたい」と、日本ツアーで単独開催する理由を説明。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の小林浩美会長は「より多くのJLPGAツアー選手に対して、仕事の機会と日ごろ鍛錬した成果を発揮できる場をいただき、感謝の念に堪えません」とコメントを発表した。