日本ゴルフツアー機構、日本プロゴルフ協会、日本女子プロゴルフ協会の3団体は30日、新型コロナウイルスの感染拡大などを理由に、日立3ツアーズ選手権(12月13日、千葉・グリッサンドGC)を中止すると発表した。同選手権は国内男女、シニアの各ツアー賞金上位選手による団体対抗戦。昨年は渋野日向子、鈴木愛らが出場した女子が4年ぶり5度目の優勝を飾っていた。

3団体は「主催者一同、特別協賛社といたしましては『難病を抱える子どもたちや、ジュニアゴルファーの育成を支援するためのチャリティー活動』をコンセプトとして2005年から開始された同大会を、来年は万全の体制で迎えられるよう準備してまいる所存です」と、連名の文書を発表した。大会は、各ツアーの年内最終戦後に行われる風物詩として、近年は多くのゴルフファンに認知されていた。