第2ラウンドが終了し、アマチュアの河本力(20=日体大)が通算5アンダーで首位に立った。ドライバー平均飛距離は320~330ヤードというパワーを随所で生かし、5バーディー、3ボギーの68で回り、通算135。米女子ツアーを主戦場とする「黄金世代」の姉河本結が、国内ツアーで初優勝した際にはキャディーも務めていた。姉と同じく、将来は米ツアーでの活躍を夢見ている。

1打差2位の通算4アンダーには、アマチュアの杉浦大河(20=東北福祉大)と桂川有人(22=日大)を含む4人が並んだ。上位5人のうち3人がアマチュアという、異例の優勝争いの展開となった。この日ベストスコアの64をマークして48位から急浮上した谷原秀人と、首位で出てイーブンで回った今平周吾も、2位につけた。

石川遼は通算イーブンの13位、アマチュア世界ランク1位から今大会でプロ転向初戦に臨んだ金谷拓実は通算1オーバーの19位、2戦連続優勝を目指す星野陸也は通算3オーバーの38位で予選を通過した。通算4オーバーまでの60人が決勝に進出した。