渋野日向子(21=サントリー)は、5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71、1アンダーでホールアウトした。ホールアウト時点で首位と6打差の37位につけている。

1番パー4は、第2打をピン手前1メートルにピタリとつけてバーディーを奪い、好発進した。だが4番パー4で、第2打をグリーン手前バンカーの、アゴの下に打ち込むなどしてダブルボギー。

6番パー4でも3パットを要してボギーとしたが、7番パー4では第2打をピン手前3メートルにつけ、2つ目のバーディーを奪った。出入りの激しい展開は続き、8番パー3でボギー、9番パー5でバーディー。1オーバーで折り返していた。

後半は11番パー4、12番パー5で連続バーディーを奪い、ボギーなしと、スコアを2つ伸ばした。最終18番は、ティーショットを左の林に入れ、第2打はフェアウエーに出すのが精いっぱいと苦しい展開だったが、パーセーブして第2日につなげた。

ホールアウト後は「久しぶりにアンダーが出たので、結果的にはすごいうれしいけど、内容を見ていくと『まだまだだな』と思うところはたくさんありました」と、手放しでは喜んでいなかった。

同組で回った同じ98年度生まれ「黄金世代」の畑岡奈紗は4バーディー、1ボギーの3アンダー、原英莉花は4バーディー、ボギーなしの4アンダーでホールアウトした。

2人とのプレーについて渋野は「2人がすごい調子がよかったので『私も負けじと』とは思った。途中、崩れそうになった時に、2人がすごい頑張っていたので、それで私も、落ち込む前に『頑張らなきゃ』と思わせてくれた。本当にいい1日だった」と語り、感謝した。